Bitcoin(ビットコイン)を調べると出てくる、P2P(ピアツーピア)って結局なに?


ビットコインを調べると出てくる、P2P(ピアツーピア)って結局なに?

ビットコインを調べると下記の様な言葉が良く出てきます。

P2Pであるため銀行などの中央権力による通貨の発行および取引の追跡が行われません。

このP2Pとは、一体どういう意味なのでしょうか?
P2Pだから、どういった効果が現れるのでしょうか?

今回は、上記の2つをご紹介したいと思います。

P2P(ピアツーピア)とは?

P2Pとは、Peer to Peer(ピア・ツー・ピア)の略です。
IT用語辞典では、下記の様に紹介されていました。

ネットワーク上で対等な関係にある端末間を相互に直接接続し、データを送受信する通信方式。また、そのような方式を用いて通信するソフトウェアやシステムの総称。データの送り手と受け手が分かれているクライアントサーバ方式などと対比される用語で、利用者間を直接つないで音声やファイルを交換するシステムなどが実用化されている。

引用元:http://e-words.jp/w/P2P.html

正直これだと、一体なんのことを言っているのかわからないと思うので図解でご紹介します。

P2Pの対義語として、ファイルなどの資源を管理するサーバとそれを利用するクライアントという関係で接続しあう形態をServer Based Network(サーバーベースネットワーク)といいます。Webサービスで利用する主な形態になります。



イメージ図:SBN(サーバーベースネットワーク)
サーバーベースネットワーク



ビットコインは中央のサーバーが無く、端末間を相互に直接接続しデータを送受信します。この方式をP2Pといいます。同じ形態のサービスは、インターネット電話で有名な『Skype』がP2Pに当たります。



イメージ図:P2P(ピア・ツー・ピア)
P2P

どんなメリットがあるのか?

先程も記述しましたが、P2Pの大きな特徴として、サーバーで管理していません。

銀行やWebサービスはサーバー攻撃を回避するために、多くの費用と技術を利用します。
しかし、ビットコインはサーバーを持っていないため攻撃されることがないのです。そのため、ビットコインが取引停止になる心配はありません。(法律などの外的要因により取引自体を規制されることはもしかしてあります。)

また、P2Pを活かしてビットコインの帳簿管理をしているのも大きな特徴です。P2Pだからこそ、偽装やコピーすることができないのです。
詳細については、前回の記事に記載しましたので、ご覧ください。

ネット通貨だからこそ、Bitcoin (ビットコイン)はコピーや偽造ができる?

P2Pであるため、銀行などの中央権力による通貨の発行が行われていない理由が少しでも理解することができたでしょうか?



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