Monero(モネロ)とは?価格・採掘・購入方法を徹底紹介!


ビットコインをはじめとする仮想通貨は、ここ数年で大きな注目を浴びています。ビットコインを早い段階で持っていた人は、価格の高騰により大きな恩恵を受けたことでしょう。

そして、仮想通貨の普及はビットコインだけではありません。ビットコインに続く通貨の普及もめざましく、Monero(モネロ)はその中の1つです。

早い段階でモネロを持っておけば、もしかしたら大きな利益を得ることができるかもしれません。今回は、モネロの特徴、購入方法などを紹介します。

Monero(モネロ)とは?

monero

モネロは2017年の時点では、その流通量はビットコインには遠く及ばないものの、その特徴だけ見ればビットコインと大差はないと考えて良いでしょう。ちなみに、ビットコインの単位は「BTC」となっていますが、モネロの場合は「XMR」となっています。

では、モネロとビットコインの違いや特徴を簡単に紹介したいと思います。

モネロとビットコインの違い

ビットコインと比較しやすいように表にしてみました。

  ビットコイン モネロ
開始日 2009年1月3日 2014年4月18日
開発者・組織 中本哲史(Satoshi Nakamoto) Monero Project
通貨単位 BTC XMR
供給量の上限 21,000,000BTC 18,400,000XMR
アルゴリズム SHA-256 CryptoNight
システム PoW PoW
価格(2017年3月26日現在) $919.78 $20.563

モネロの大きな特徴

ビットコインに比べて後発のモネロは、匿名性の面でビットコインよりも優れているのが特徴です。ビットコインは、公開帳簿式になっており、誰がどこにいくら送金したかという記録が残り、それが誰でも閲覧可能な状態になっています。

blockchainでビットコインアドレスを利用して検索すればどれくらいビットコインを保有しているか調べることが出来ます。

確かにビットコインも匿名性が強いと言われていますが、自分が所有しているビットコインアドレスから、どれくらいのビットコインを持っているか知られる可能性があります。

しかし、モネロの場合は外部からはそれを追うことができないという特徴を持っています。匿名で送金する場合などでは、モネロの匿名性を活かせるということになります。

時価総額が第5位(207年3月現在)

仮想通貨の時価総額として圧倒的1位がビットコインです。約1.8兆円の時価総額になっていますが、それに対してモネロは350億規模の時価総額になっています。

ちなみに、第2位のイーサリアムの時価総額は5000億円になっています。この時価総額は世界的に人気なので注目度と捉えてもいいでしょう。モネロは仮想通貨の中で5番目に注目されていることになります。

ハイリスク・ハイリターンな通貨

ビットコインやイーサリアムといったメジャーなコインとくらべると、流通量はかなり少ないと言えます。匿名性が高いという特徴があるため、特定の組織や企業などがシェアを占めるという可能性が高いとまで言われています。

そうした可能性も考えると、モネロは誰でも所有することはできますが、値動きが激しくなりやすい通貨と言えます。つまり、私達にとってはハイリスク・ハイリターンとなるわけです。あまり大きな額をモネロで所有するのはオススメできませんので、所有するなら少額に留めておくのが良いかもしれません。

Monero(モネロ)のこれまでの値動き

仮想通貨の価値は、外国為替と同じように、リアルタイムで変動します。それにより、場合によっては大きな為替差損が発生します。

モネロは、これまでどのような値動きをしてきたのでしょうか。そして、これからどのような動きをたどることが予想されるのでしょうか。

モネロの値動きのチャート

Monero Charts

モネロは2016年8月下旬から9月にかけて、急激に価格が高騰しました。

それ以前にモネロを所有していた人が、仮に最高値の段階で決済していたら、資産が30倍以上に増えていた計算になります。もしも日本円で100万円をモネロに替えていた場合は、それが3000万円以上になっていたというわけです。先行投資をすると、こうした恩恵を受けられるのは非常に魅力的です。

その後の値動きは、上昇と下落を繰り返して、2017年に入ってから再び大きな動きを見せています。ちょうどビットコインをはじめとするは仮想通貨に注目が集まったタイミングで、モネロを所有する人も増えているというわけです。

モネロの今後の動きは?

仮想通貨の需要は、これから先どんどん高まると言われています。現実問題として、仮想通貨でもっとも大きなシェアを占めるビットコインは、実際に使える店舗やサービスなども増えています。そして、注目度とともに仮想通貨を所有する人も増えています。

これはビットコインに限った話ではなく、仮想通貨全般に言える話です。あくまでも予想ですが、長期的に見ればモネロの価格も高騰する可能性が高いと言えるでしょう。

しかし、気をつけなければ法改正の部分です。仮想通貨がこれだけ注目されて、当然ながら規制が入ることも十分に考えられますので、そうなった場合には何らかの対策を講じる必要が出てくるでしょう。

モネロの採掘方法

モネロはビットコイン同様マイニングと言われ、採掘することが出来ます。採掘と言うと難しいと感じる方も多いと思いますが実際にはコンピューターを利用して計算を行います。その計算結果によって、報酬としてコインをもらえるのです。

どのようにマイニングを行うのか下記に紹介したいと思います。

CPUを利用して採掘

PCに搭載されているCPU≒計算速度を利用して、採掘を行う方法があります。しかし、効率としては悪くなりますし、ノートPCなど性能が低いもので利益を出すことは難しいです。

GPUを利用して採掘

GPUマイニングとは、CPUなどと同様でPCに搭載されいている機能です。CPUが計算などを得意としますが、GPUは画像処理などを得意としています。

GPUはCPUの800倍のスピードで計算を行うことが可能なので、CPUよりも高い収益性を出すことが可能なのです。

ハードウェアを利用して採掘

特殊な機材とPCを利用して、採掘する方法があります。下記に実際にハードウェアを利用して採掘している人の動画を掲載しているので興味ある方はご覧ください。

など、様々な方法があります。
モネロの採掘方法に関しては後ほど詳しく紹介したいと思います。

モネロの購入方法

日本でもビットコインを所有する人は増えていますが、多くの人はWEB上の仮想通貨取引所を利用しています。日本円を入金して、その後に自分の持ちたい仮想通貨に両替をするといったイメージです。モネロも基本的にはビットコインと一緒で、仮想通貨取引所から購入することができます。

選ばれている取引所は?

仮想通貨の取引所で、もっとも使い勝手が良いと評判になっているのが、コインチェック(CoinCheck)です。ビットコインやモネロはもちろん、それ以外の仮想通貨も取り扱っています。

例えば最初に10,000円を入金したとして、その内訳を自分で自由に決めることが可能です。
◇5000円分をビットコインに
◇3000円分をモネロに
◇2000円分は日本円のまま所有

といった具合に、自分で持ちたい通貨の配分を決めることができます。そして、それぞれの通貨の値動きを見ながら、いつでもそのバランスを調整することができます。

将来の可能性に賭けて、無理のない額でモネロを所有しておくのも良いかもしれませんが、あくまでも投資は自己責任でおこないましょう。

まとめ

Monero(モネロ)は総じて言うなら、まだまだこれから大きな可能性を秘めた仮想通貨と言って良いでしょう。法律がモネロをどう扱うかにも注目が集まるところですが、余剰資金の一部であれば、モネロとして所有しておくのも良いでしょう。

仮想通貨の需要は、ここ数年で急激に伸びており、その流れは今後も続くと言われています。どの通貨が伸びを見せるかは解りませんが、資産を分散させておけば、数年後に大きな恩恵を受けることができるかもしれません。