2017年ビットコイン価格の振り返り!来年は上昇or下降どうなる?
2017年の大きな話題となった仮想通貨。仮想通貨元年とも言われました。その中でもひときわ目立ったのがビットコインといっても過言では無いでしょう。
1BTCの価格が2016年の年始ときは7万円代でした。しかし、2017年の年末頃には200万円の価値になり大きな話題となりました。最近ではビットコインや他のリップルコイン、イーサリアムなどの他の仮想通貨の名前を見ない日がなくなりました。
そこで、2017年のビットコインの価格が上がった・下がったを分析し、2018年はどのような動きになるのかを考えてみたいと思います。
2017年のビットコイン価格の振り返り
ビットコインの価格に大きく影響をうけたものをピックアップしてみました。このように2017年の全体図をみると大きな右肩上りになっています。1ヶ月毎に何が起きたのかを詳しくみてみたいと思います。
1月にビットコイン史上初の129,000円
ビットコインの価格が史上初の高額129,000円となりました。2013年ぶりの記録更新となりかなり騒ぎになりました。この影響は11月に発表されたインドの高額紙幣が撤廃になることで、インドのルピーからビットコインにお金が流れた影響で値が上がりました。
2013年は中国のECアリババの決済で利用できるというニュースが飛び込み、チャイニーズマネーなどの影響で一時的に跳ね上がりました。中国政府が禁止となり、価格が落ち込んだという事件以降の過去最高値を叩き出したのが印象的でした。
2月にビットコイン投資信託が認可されそう
ウィンクルボス兄弟が米規制当局がビットコインの価格を反映する上場投資信託(ETF)を初めて認可するかもしれないという情報からビットコインが買われました。
ウィンクルボス兄弟とは、Facebookの創業メンバーでもあり知名度がある人物の申請ということで尚更話題となった。
3月にビットコイン投資信託が拒否された
申請していたビットコイン価格に連動する上場投資信託(ETF)を米当局が承認せず、ビットコインの普及に弾みがつくとの期待が裏切られたことで価格が急落するということが起きました。
4月にビックカメラがビットコイン決済を開始
4月にビックカメラがビットコイン決済を開始しはじめました。そのニュースが影響してかビットコインに関しての関心が大きく動きはじめました。YahooニュースのTOPになるほど大きな影響がありました。
5月にビットフライヤーがテレビCM
5月15日にビットフライヤーがテレビCMをはじめました。テレビCMをしてから、大きく成長をしたビットコイン。マス層にも認知される様になってきた時期でした。その影響でビットコインの知名度が大きく成長し投資家が増えたと思います。
昔ではビットコインというと、知らない人が多く胡散臭いなどの印象があったのですが、今ではビットコインの名前を知らない人が少なくなってきました。
6月にValuがリリース
ビットコインで取引できるValuがリリースされた。Valuとは、自身の時価総額を自動的に算出され、自分の価値をシェアしたり取引する仕組みです。ビットコイン・ブロックチェーンを活用して開発されており、バリューを購入するためにはビットコインというWebサービスです。
ビットコインに関連したサービスとしては、日本初の様に感じます。Valuを始めるためにビットコインを購入した人も多いのではないかと思います。
Valuに関しての細かな情報は下記に掲載します。
VALUとは何か?【すごく分かりやすく説明してみた】
7月に消費税が非課税に
今までビットコインを購入すると税金がかかっていましたが、日本でついに消費税が非課税になりました。以前までは、購入すると消費税がかかっていましたが、かからないということで大きな話題を生みました。
また、ビットコインが分裂するという情報から日本の取引所が、取引を禁止したりしました。その影響もあり、中旬にはガクッと下落しています。
8月にビットコインの分裂
ビットコインの価格が大きく左右した、ビットコイン分裂問題。ブロックチェーンの分岐によって引き起こされる影響で、大きな問題となった。
その際は、7月の中旬頃に多くのメディアがニュースとなり、価格は大きく下落しました。
9月に中国の一部仮想通貨取引所を閉じる
中国の金融当局が仮想通貨の取引所を当面閉じることを決めたと報じたことでビットコインの価格は大幅に下落しました。中国にはマイナーが世界一多く、影響度が大きいかったです。
10月に11月に再度ビットコインが分裂すると騒動
11月にビットコインが再度分裂するというニュースが騒動を起こしました。前回のビットコイン分裂騒動と違い落ち着いた対応をしている人が多いという印象です。
また、国税局の発表で日本でのビットコインの利益は全て雑所得という話題も大きな反響がありました。
国税庁
他にも、日本の大手企業のDMMやGMOがビットコインマイニング事業を開始するというニュースもありました。
11月に先物取り引きとして扱える
アメリカが先物取引としてビットコインを取り扱うということで大きなニュースとなりました。このニュースの影響で大きく価格が上昇しました。
先日は認可されませんでしたが、先物取り引きとして認可された途端に価格が急上昇しました。
12月に韓国の取締が厳しくなった
韓国政府が各取引所に対し本人確認の厳格化と本人と一致する銀行口座からのみ入出金を認めることを通達した。その影響か、ビットコインの価格は急落しました。
ビットコインの価格が上がった・下がった瞬間
ビットコインの知名度が上がることで多くの投資家が買いを行いビットコインの価格が急上昇しました。
私の周りでは、イケダハヤトがツイッターでビットコインの話題をすると価格が同時に上がるという法則を見つけたと嬉しそうに教えてくれたのが印象的でした。
それでは、2018年はどうなるでしょうか?
今後はどうなる?個人的な見解
一部のメディアでは、ビットコインはバブルだと騒がれているのもあれば、逆にもっと価格は上がるという噂もあります。まだ、価格が伸びるのか、下がるのか。私の個人的な見解を伝えればと思います。
※あくまでも個人的な見解となっており、ビットコインの購入に関しては自己責任でお願いします。
大手投資銀行の参入
大手投資銀行がまだ参入していないので、価格が伸びる余地があります。大手の投資銀行が参入すると、多くの資金をビットコインに入れることができるので価格は伸びると考えられます。
ゴールドマン・サックスも6月からトレーディングデスクを置くということで、これから期待はできるのではないかと考えています。
ビットフライヤーが上場したら
ビットフライヤーが上場するとなると、ビットコインの価格も上がると考えられます。
また、ビットコインの価格とは違いますが、アメリカのビットコイン関連のスタートアップ企業「コインベース」がユニコーン企業になりました。取引額が多いビットフライヤーも大きく期待できそうです。ちなみに、ユニコーン企業とは時価総額が10億ドル以上の企業のことを言います。
ビットコイン業界初のユニコーン「Coinbase」が企業価値16億ドルに
世界中のマネーが入ってきたら
現在取引が多い通貨としては、日本が一番多いです。一番取引しているのは日本ということになります。そのため、他の国の人が参入することで、大きな成長は見込めると考えられます。
そのために、大事なのは各国の法律です。アイスランドの様に禁止している国もあれば、ビットコインの取引に制限をかけている国もあります。法整備によってビットコインの成長が大きく関わると考えられます。
取引の多い通貨は下記サイトから確認できます。
CryptoCompare
まだ仮想通貨持ってないの?
まだ仮想通貨を持っていないのであれば、余剰資金で購入を検討してみてください。生活費を利用するということは、オススメしませんが余剰資金なのであればオススメです。
ビットコインは価格変動が大きいので一喜一憂しないのがポイントです。「これぐらいの価格になったら売却する!」と決めておけば価格が下がったとしても大きな影響はありません。
オススメの取引所:超大手のビットフライヤー

先程も紹介しましたが、ビットフライヤーは世界で一番取引が多く安心と安定があります。クレジットカードでも購入が出来るので、検討している人は利用してみてください。
こちら
ビットフライヤー公式サイト
オススメの取引所:コインチェック
ビットフライヤーもテレビCMを行っていますが、コインチェックもテレビCMを行っています。出演しているのが、出川哲朗で知名度があり、コインチェックのアプリ利用者数が日本一になっています。
また、ビットコインだけではなく、リップル、イーサリアムなどのアルトコインも多数取扱があります。ビットコイン並の上げ幅が期待できる通貨もあるので確認してみてください。
こちら
コインチェック公式サイト
まとめ:同じ阿呆なら踊らな損々
ビットコインは今年も大きく注目されていくと思われます。バブルなど言われています。今後どうなるのかなんて、誰にもわかりはしません。
阿波おどりの「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々」とあるように、見ているだけではなくビットコインの投資家として踊ってみるのも楽しいものですよ。