Microsoftがビットコイン決済をXboxgame,モバイルコンテンツ向けに導入
Microsoftはオンラインプラットフォーム上のデジタルコンテンツ向けにビットコイン決済を導入することを明らかにした。
同社のウェブサイトによると、アメリカのビットコインをアカウント上に還元することができるため、Windows, Windows phoneやxbox プラットフォーム上からアプリやゲームなどを購入することができる。
Microsoftユニバーサルストアの副社長であるEric Lockard氏は後日このニュースに対して同社のブログ上にて見解を述べている。
電子通貨を用いることが、長期戦略においてどのような位置づけとなっていくのかについて言及している。
ビットコインのような電子通貨はまだ主流にはなっていませんが、既に「一時の流行」の枠を超えて成長してきています。私たちは今後もこの勢いは止まらないと判断し、ビットコインを採用することで、時代の最先端をいくのです。
とLockard氏は述べる。
今回の導入はまだ完全ではない。Micosoftは当面ビットコインからの直接支払は導入せず、一旦は現状を見守りながら検討していく姿勢を見せている。
現在のところ、ビットコイン通貨を用いて、直接製品を購入することはできません。Microsoftアカウントにビットコインを移行することで、購入することができます。
とMicrosoftは説明している。
最大5000ドルの上限
同ページには、デスクトップ、モバイルユーザー双方のビットコイン移行方法が掲載されている。
ユーザーの懸念であるトランザクションにおける問題についても、滞りなく移行できることを説明している。
また、トランザクションが確定した後はいかなる返金も受けつけることができず、トランザクションを間違えた場合は同社に問い合わせるようにと記載してある。
ユーザーは一日に最大1000ドル分までアカウントに追加することができ、1つのアカウントにつき、5000ドルが最大としている。
Microsftとビットコインのつながり
今回の導入はまだ実験的ではあるが、今後のビットコインの普及が見込まれることを示唆している。
2月、McrosoftはBingの検索エンジンをアップデートし、ユーザーにビットコインの為替換算検索を可能にしている。
同時に創設者であり、現在もテクノロジーアドバイザーに従事しているBill GatesはアメリカソーシャルニュースサイトのReddit内のAsk Me Anythingにおいて、Bill & Melinda Gates Foundationは電子通貨取引について広く関心を示していることを記載した。
後に10月にBloombergの「Street Smart」に出演した際に、 電子通貨についての持論を展開し、ビットコインの有用性と現状の金融課題に即した時の懐疑性について述べた。