トップの日本投資家~金融革命への鍵となる暗号通貨~
トップの日本投資家~金融革命への鍵となる暗号通貨~
ベテランの日本人ベンチャーキャピタル村口和孝氏は、日本の最新の暗号通貨取引所に対して1億円(828,000ドル)を投資した後、暗号通貨は「世界的な金融革命」の鍵であると言っている。
CoinDeskと話した際、日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)のジェネラル・パートナーは、15年間通貨のイノベーションに興味を持っていたので、大阪を本拠とするプラットフォームの「Zaif」に投資する機会に乗り出したと述べた。
テックビューロが運営する取引所では、ユーザーは、日本円、ビットコイン、そして、モナーコイン(猫をモチーフにした暗号通貨)で取引をすることができる。
これは、「グローバル暗号通貨市場に日本をつなぐ」中枢になる可能性があると彼は言った。
1998年に設立されたNTVPは、人気の携帯ゲーム向けプラットフォーム「モバゲータウン」など、モバイル、ゲーム、そしてハイテクに対する投資で知られている。NTVPは、現在140億円超(1.6億ドル超)を運用していると言っている。
上記1億円(828,000ドル)に加えて、村口氏はNTVPテックビューロの取引所に対して追加投資を検討していると述べた。
日本におけるビットコイン

しかし、やるべきことはまだある。
「日本では、既存の金融システムが強いので、暗号通貨の分野はまだ遅れている。しかし、忍耐力をもって、この最先端分野を介して公平な競争の場を創りたい」と村口氏は続けた。
テックビューロの最高経営責任者(CEO)の朝山貴生氏は、日本は暗号通貨の取り入れが比較的遅れているという点で、村口氏に同意する。
朝山氏は以下の通り述べた:
「日本では、誰もビットコイン2.0について語っていない、そして人々は自身でビットコインを所有することにほとんど関心を持っていない。残念ながら、日本ではMt. Gox社の破綻ということがきっかけで報道され、メディアの報道でも否定的なイメージがつきまといがちだ。」
「市場で最もユーザーフレンドリーな暗号通貨取引所を提供することにより、我々は、将来的により多くの日本人が暗号通貨に依拠することにつながる環境を創り出している。」
また、テックビューロは、昨年7月にビットコイン財布「Zaif」を開始したが、同社は最初の48時間で2,000人のユーザーを獲得したと言っている。